ドライブスルー型トラックステーション「TRTS」

積み降ろしは自動化の時代へ 
32枚のパレットを一括移載

トラックのウイングを開けてからわずか10分。パレットの荷積み・荷降ろしは、ボタンの操作だけで完了します。「TRTS(トータス)」は、日本の自動車部品業界で使用されることが多いウイングボディトラック専用の装置※1で、トラックの側面から自動で荷物を積み降ろしするシステムは世界初※2です。フォークリフトを使わずに荷積み・荷降ろしが可能になり、ドライバーの負担を軽減。作業時間短縮、トラック台数削減が期待できます。

  • ※1トラックには、ベースパレットを載せるためにガイドレール・ストッパーなどの設置が必要。
  • ※2当社調べ

TRTSとは

TRTS の構成は、トラバーサ(重量物を水平移動させる装置)、出荷コンベヤ、入荷コンベヤなど。トラックの荷台床面とほぼ同サイズのベースパレットを用いて、通い箱となる標準パレットを移載します。
10tトラック向けシステムの場合、積載荷姿は幅9,700mm×奥行き2,400mm×高さ2,500mmです。
TRTSは、独自のセンシング技術やパレット構造により、トラックに荷物を移載する際に生じる荷台の浮き沈みの問題を解決。積み荷が荷崩れしないように、ベースパレットを水平に保ちながら搬送します。

TRTSの主な構成
TRTSの主な構成

導入の効果

TRTSは、フォークリフト作業を不要にするとともに、積み降ろし時間を大幅に短縮することで、トラックの待機時間を短縮します。トラックの稼働率向上や、トラックの運行台数・ドライバーの人数の最適化にもつながります。
物流現場での人手不足やドライバー不足は大きな課題となっており、自動化のニーズはさらに高まると考えられます。当社は、幅広い業界からの要望にお応えし、システムをご提供できるように取り組んでまいります。
以下に導入例をご紹介します。

導入前:フォークリフトを使った従来の積み降ろし

積み降ろし時間40分

荷積み場所でのフォークリフト作業

荷降ろし場所でトラックのウイングを開け、通い箱を積載したパレット32枚(16枚×2段積み)をフォークリフトで降ろす。ウイングを閉じて荷積み場所に移動し、再度トラックのウイングを開けて出荷品をフォークリフトで荷積みする。トラックの到着から出発までの所要時間は40分。納入先3件に対し、トラック5台で運用していた。

  • 10tトラック、パレットサイズ1,100mm×1,100mmの場合。

導入後:フォークリフト作業が不要に積み降ろし時間を大幅に短縮

積み降ろし時間10分

トラックのウイングを開け、作業者がボタンを操作すると、TRTSがセンサでトラックの停止位置・荷台の高さを検知。トラバーサがトラックの真横まで移動し、通い箱を積載したパレット32枚が載ったベースパレットをフォークで引き出し、トラバーサ上に引き受け、入荷コンベヤに払い出し、荷降ろしが完了。次に、出荷コンベヤに待機していた出荷品のパレットを、入荷と逆の流れで積み込む。
積み降ろし作業が1カ所で行えるようになり、所要時間は10分に短縮。フォークリフト作業が不要になったことに加え、トラックは従来より1台減の4台で運用が可能になった。

画面を拡大してご覧下さい。

積み降ろし作業

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