自動搬送式 納骨堂

1. 搬送式納骨堂とは

社会環境の変化により、お墓参りの様式も多様化しています。都市部では墓地不足により、十分な供給量を満たせていません。一方、参拝者側の高齢化も進み、故郷の先祖代々の墓や郊外の霊園に足を伸ばすのも苦労を伴うようになってきました。さらに最近では、お墓の継承者がいないという傾向がとくに地方で顕著になり、永代にわたり供養してもらえる納骨堂に魅力を感じ、いわゆる墓仕舞い（改葬）をして納骨堂にお引越しをする方が年々増加しています。

このような背景を受け、ダイフクは1996年に、自動倉庫の技術を活用した国内初の搬送式納骨堂を納入。以来、都市型・屋外小型・葬儀会館併設型・居抜き対応型など様々なタイプを開発し、全国に30ヶ所以上納入してまいりました。

自動搬送式納骨堂の仕組みは、高層の収納棚・厨子を搬送するスタッカークレーン・参拝ブース・管理システムで構成されております。従来のロッカー式や仏壇式に比べて高さ空間を有効活用することで、限られた用地内により多くの区画を設けることが可能です。また、見上げたり、しゃがみ込む事なく、プライベートの保たれたゆとりのある空間でゆっくりとお参りすることができます。

• 

  収納棚

• 

  スタッカークレーン

• 

  参拝ブース

• 

  管理システム

室内に設けられた広く明るい参拝ブースは、アクセスもスムーズで、車椅子の方・ご家族での参拝も快適ご利用頂けます。利便性が高い都市部にも設置ができ、お求めやすい自動搬送式納骨堂は、檀家様、ご契約者を増やすきっかけとなります。

2. 自動搬送式納骨堂　納入実績 No.1

3. 信頼の技術

施設の中核設備となる立体自動倉庫は、物流設備専業メーカーのダイフクが創業以来83年にわたって積み重ねてきた「安全に運ぶ、正確に保管する」豊富な経験と最新技術を採用しており、業界随一の納入実績を誇ります。

お盆に参拝待ち渋滞が起きませんか？

参拝ブースを複数フロアに設けることで、ピーク時にもストレスなく、参拝いただけます。

また１システムに２台の搬送設備を配置したダイフク独自のデュアルクレーンシステムを採用することで、ピーク時に求められる高い能力を実現するとともに、万が一のトラブル時にはクレーン１台だけでの運用も可能となります。

4. モデルプラン

大規模な納骨堂建設から、境内の敷地を活用した小規模の納骨堂まで、用地の面積や地形、安置基数に合わせ最適なプランをご提案・設計いたします。

屋内参拝タイプ 大規模モデル

安置室を吹き抜け構造にし、複数フロアに参拝ブースを配置することで、お盆のピーク時でも多くの参拝者に快適に利用して頂けます。

安置基数	4,000～10,000基
設置面積	150m2（参拝室除く）
クレーン台数	2台 / 通路 ｘ 2通路 = 4台

屋内参拝タイプ 小規模モデル

境内の限られた敷地にお求めやすい費用で設置できます。本堂の建替時に併設することも可能です。

安置基数	500基
設置面積	20m2（参拝室除く）
参拝ブース数	3か所
クレーン台数	1台

屋外参拝タイプ 小規模モデル

寺院や霊園などの狭小地にも設置可能な、屋外参拝式の低コストモデル。

安置基数	508基
設置面積	17m2（参拝エリア除く）
建屋寸法	6.5W x 2.6D x 7H (m)
参拝ブース数	2か所
クレーン台数	1台

5. トータルプロデュース

用地の開発・検討、資金調達、販売計画、建築基準法・許可などの調査、事業計画、設計、建設、施工、アフターサービスまで経験豊富な専任スタッフがトータルにご提案します。

6. 安心のサポート体制

全国52か所のサービス拠点

全国に52ヶ所のカスタマーステーション、パーツセンター、コールセンター（365日・24時間対応）を配置。
緊急時にはお客様の設備を知り尽くした経験豊かなサービスエンジニアがお応えします。

豊富な保全メニュー

定期保守点検やシステム常時監視など「システムの健康診断」ともいえる予防保全に力を入れており、豊富なサービスメニューでシステムの安定稼働を支援します。詳しくはアフターサービスをご覧下さい。

7. 見る、体験する

総合展示場「日に新た館」

常設の総合展示場「日に新た館」では、納骨堂システムの参拝ブースで操作を体験して頂けるほか、ダイフクの自動倉庫技術を見学いただけます。

8. メディア掲載情報