株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

1. 2021年3月期の経営成績

当連結会計年度における世界の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を継続して受けました。年度後半は、日本をはじめ各国で経済活動を再開する動きが見られ、ワクチンの接種も開始されましたが、変異ウイルスの拡大などにより収束の時期は見通せず、先行き不透明な状況が続いています。

このような経済・事業環境のもと、当社グループでは、社員の生命・健康・安全を最優先とし、各国政府などからの要請・ガイドラインに基づいて、テレワークを適宜取り入れ、生産や工事・サービスの現場においても各種感染症対策を講じながら、事業活動を継続しました。

受注は、経済活動の再開に伴い第3四半期以降に回復したものの、第2四半期連結累計期間までの移動や出社制限による商談の遅れなどが影響したため、前期の実績には届きませんでした。売上は、豊富な前期末受注残高をベースに順調に推移し、過去最高となりました。

この結果、受注高は4,510億65百万円(前年同期比6.6%減)、売上高は4,739億2百万円(同6.8%増)となりました。

利益面では、国内の一般製造業・流通業向けシステムの売上増が寄与し、順調に推移しました。

この結果、営業利益は445億66百万円(同10.0%増)、経常利益は458億46百万円(同11.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は323億90百万円(同15.4%増)となりました。


2. 2022年3月期通期連結業績予想

2022年3月期連結累計期間の業績予想
  2021年3月期実績 2022年3月期(予想) 対前年同期比
受注高 4,510億円 5,200億円 15.3%増
売上高 4,739億円 5,000億円 5.5%増
営業利益 445億円 470億円 5.5%増
経常利益 458億円 479億円 4.5%増
親会社株主に帰属する当期純利益 323億円 340億円 5.0%増

上記の業績予想は、現時点での最新の情報から判断した事業見通しであり、潜在的な不確定要素を含んでいます。実際の業績は、さまざまな重要要素により、記載された見通しと大きく異なる結果となりうることをご承知おきください。


3. 2021年3月期の配当

当社は、株主の皆さまに対する利益還元を最重要課題と位置づけ、剰余金の配当につきましては、株主の皆さまへのさらなる利益還元を視野に入れて、連結当期純利益をベースとする業績連動による配当政策を取り入れるとともに、残余の剰余金につきましては内部留保金として、今後の成長に向けた投資資金に充てる方針です。

3カ年中期経営計画「Value Transformation 2023」では、連結配当性向平均30%以上と、成長投資による企業価値向上を目指しています。

当期につきましては、中間配当として1株当たり30円を実施しており、期末配当として1株当たり50円とさせていただくことを2021年5月11日開催の取締役会で決議し、合計で年間配当としては期初の予定から5円増配し、1株当たり80円とさせていただくことといたしました。

次期(2022年3月期)の配当につきましては、2022年3月期の業績予想および上記基本方針を踏まえ、年間配当85円(中間35円、期末50円)を予定しています。



株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年5月
代表取締役社長 下代博