冷凍倉庫・低温物流

冷蔵倉庫業では、限られた庫内でいかに保管量を確保するかが最も重要な課題のひとつです。しかし、昨今の冷凍食品のアイテム増加や発注ロットの小口化により多品種少量化が進み、倉庫の隅々まで隙間なく直積みして保管量を確保する事が困難となっています。また、近年の人手不足から、作業人員の確保・労働環境改善も大きな課題です。

ダイフクは、1973年に日本初の冷凍自動倉庫システムを納入以来、営業冷蔵倉庫・冷凍食品工場など、さまざまなお客様に、低温物流システムを提供してきました。消費者、寄託者のニーズにお応えし、確実に商品をお届けするための低温物流ソリューションをご紹介します。

多品種少量化対応

ロットが大きく、パレット単位で入出荷を行う、輸入品や水産・畜産品などは、平置き倉庫で運営が可能です。一方、多品種少量でケース単位の出荷が多い冷凍食品やアイスクリームなどは、移動ラックを導入する事で、保管量を確保しながらロケーション管理とピッキング作業の効率化が図れます。既存の平置き倉庫において、ケース出荷品が増加した場合は、移動ラックの導入をご検討ください。レールレスタイプの移動ラックは、床工事が不要なため、既設倉庫でも短工期で設置が可能です。

労働環境改善と省人化対応

移動ラックを導入することで、平置き段積みに比べてケースピッキングの作業効率は向上します。しかし身体的な負担が大きい冷凍庫内(-25℃)の作業は引き続き必要であり、賞味期限順出庫やロット指定出庫など管理面の課題を100%解決するものではありません。建物に高層の吹き抜け空間を設けて、パレット自動倉庫を導入し、荷捌き場(-5~+5℃)にピッキングステーションを設ける事で、大幅な労働環境改善と在庫管理精度の向上が図れます。

冷凍パレット自動倉庫・ダブルディープ

冷蔵倉庫で数多く採用される保管量・格納効率を重視したシステム。

高速仕分け搬送台車

自動倉庫とピッキングステーション間の搬送、荷揃え後の出荷エリアへの搬送を高速で行います。

ピッキング作業専用エリア

フォークリフトの出入りが無く、明るく安全性が高い環境で作業が行えます。

ピッキングステーション

端末や表示器で作業内容を確認します。面倒な空パレットの回収・供給も自動で行えます。

多品種少量・高回転対応

スーパーや外食チェーンの店舗向け配送を行う低温物流センターでは、多品種少量で回転が速い荷物特性を持つため、頻繁な入出庫が必要となります。また厳しい賞味期限別のロット管理も要求されるため、パレット単位で保管しケースピッキングを行う運用では、多くの人員を確保し、常に慌しいピッキング作業と検品を繰り返さなければなりません。このような荷物は、ABC分析を行い、A品(高頻度品)は移動ラックやパレット自動倉庫に保管、B・C品(中低頻度品)をケース自動倉庫に保管することで、大幅な作業改善が可能です。ケース自動倉庫の出庫ライン上で、出荷先別のラベルを自動貼り付けし、パレット自動倉庫や移動ラックでピッキングした商品と合わせて自動仕分けすることで更なる効率化が図れます。

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