サステナビリティの社内浸透
ダイフクグループは、中期経営計画とサステナビリティアクションプランを経営戦略の両輪と位置付け、従業員一人ひとりがSDGsの達成に貢献することを目指しています。社会価値と経済価値を両立させ、幅広く社会に貢献するサステナビリティ経営の実践にあたり、以下の施策を通じて従業員の理解促進を図っています。
サステナビリティ推進に関する啓発
グローバルサステナビリティミーティング

サステナビリティ経営を当社グループ一体で推進するにあたり、ESG課題に関する海外子会社への情報共有と議論のため「グローバルサステナビリティミーティング」を開催しています。2022年度はオンラインで2回開催しました。2023年4月には対面で開催され、当社役員および海外子会社幹部など138名が滋賀事業所に一堂に会しました。
階層別研修

新入社員、キャリア採用者、中堅社員、係長職などを対象に行う階層別研修にて、サステナビリティに関する講義およびワークショップを実施しています。
有識者によるセミナーの開催

2022年度は「事業とSDGsの融合」をテーマとし、有識者によるセミナーを開催しました。当日の様子は録画し、その動画を社内ネットワークに公開して、従業員が常時アクセスできるようにしています。
マンガの配信

会社方針・サステナビリティの重要性・社会情勢などをわかりやすく伝え、理解と行動を促すためのマンガを配信しています。2022年度は「ダイフクの価値創造」をテーマに、合計3本のマンガを配信しました。これらは、多言語対応した上で社内ネットワークに公開し、グループ従業員が常時アクセスできるようにしています。
「DAIFUKUサステナビリティアクション」制度
環境貢献をより身近に感じられるように、従業員の環境活動に対してポイントを付与する「DAIFUKUエコアクション」制度を2012年度にスタートしました。参加型のイベントなどさまざまなアクションメニューを用意し、2022年度は延べ10,132名がボランティア活動や環境学習に参加しました。本制度では、獲得したポイントをエコ商品などに交換することができるほか、発行したポイントと同等の金額を会社から外部団体へ寄付します。
2023年度からは「DAIFUKUサステナビリティアクション」に名称を改め、環境に加え、より幅広く社会に貢献する活動にも対象を広げて取り組んでいます。




「DAIFUKUエコアクション」のイベント(一例)
メニュー | 内容・目的 | 2022年度 延べ参加者数 |
---|---|---|
エコフィールドレポート | 自然公園、動物園、博物館、環境施設などでの体験を通じて、環境を学習する | 351名 |
エコクイズ | 社内報にエコクイズを出題。環境に関する情報を発信し、知識を習得する | 4,127名 |
環境家計簿 | 家庭での電気・水道などの使用量を入力し、見える化。省エネルギー意識を高める試み | 135名 |
参加者の推移
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|
延べ参加人数 | 7,122名 | 11,608名 | 10,132名 |
寄付
2022年度は、従業員参加型の環境活動「DAIFUKUエコアクション」制度の一環として、以下の寄付を行いました。
寄付先 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
【継続】11年目 滋賀県立琵琶湖博物館 |
100万円 (前年:100万円) |
環境教育、環境活動、博物館運営支援 |
【継続】10年目 日に新た館カーボン・オフセット |
58万円 (前年:55万円) |
日に新た館の運営に係る年間CO2排出量に対して、他の団体の削減枠を購入することによりCO2排出量を相殺 |
【継続】4年目 公益財団法人 日本自然保護協会 |
15万円 (前年:15万円) |
自然およびその保護に関する調査研究、自然保護の普及啓発を目的とした各種事業を実施 |
【継続】2年目 公益社団法人 国土緑化推進機構 |
100万円 (前年:150万円) |
緑化推進のため、寄付金による熱帯雨林造成基金を設け、海外での植林活動を実施 |
【新規】 2030生物多様性枠組実現日本会議 |
44万円 | 産学官民の多様なステークホルダーが連携・協力し、生物多様性に関する国内戦略等の達成に向けた取り組みを実施 |
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