ごあいさつ
経営理念「モノを動かし、心を動かす。」のもと、
事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社グループは、モノを動かす技術(マテリアルハンドリング)を事業の根幹とし、1937年の設立以来、多様な業界のお客さまのニーズに応えることで、成長を続けてきました。このたび2024年5月に、経営理念「モノを動かし、心を動かす。」のもと、『未来を見据えた新たな発想での取り組みを強化し、ステークホルダーへ革新的な影響を生み出すことにより、目指すべき経済・社会価値を実現する』との強い想いを込めて、長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」を策定しました。2030年のありたい姿を長期ビジョンとして設定し、あわせて中間点である2027年までの中期経営計画を策定しました。
本ビジョンおよび中期経営計画では、経済価値は、企業としてのさらなる飛躍を図るため、2030年の売上高は1兆円を、営業利益率は12.5%を目指します。社会価値については、当社グループの強みである「モノを動かす技術」で、物流や生産現場などの社会インフラを支え、今後は完全無人化の実現など革新的な影響を与えることで、より一層の社会価値創出を目指していきます。また、食や環境といった新たな領域の社会課題に対しても、「モノを動かす技術」で解決策を提供していきます。
当社グループは、未来を見据え、前例に捉われない柔軟で創造性や豊かな発想力と既存の枠組みを変革していく実行力により、企業価値の向上に取り組むとともに持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。
今後もより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2024年5月
株式会社ダイフク
代表取締役社長 下代 博