超高密度パレット自動倉庫「シャトルラックD³」

シャトル台車式自動倉庫で、大ロット品の高密度保管と自動化を推進

シャトルラックD3(ディースリー)は、パレット単位での超高密度保管を実現したディープストレージ型自動倉庫。食品・飲料水メーカーの倉庫、化成品メーカー倉庫、大量輸入品の物流センターなど、従来は平置きや直積みしていた大ロットの製品や原料の効率保管に最適です。

入出庫の自動化により、商品を探し回ったり荷繰りする作業が不要となるため、フォークリフト作業を大幅に削減できます。これにより、作業場の安全性が向上するほか、人手不足対策としても効果的です。

システム構成

D3システムは、入出庫コンベヤ、垂直リフター、各段に親子各1台のシャトル、保管レーンで構成され、1レーンにつき1ロットを保管します。シャトルへの通信は専用の無線LANを用い、制御PC、親台車、子台車の相互間でリアルタイムに連携を取りながらスムーズに入出庫作業を行います。子台車はリチウムイオンバッテリを搭載しており、残容量に応じ親台車上で自動充電します。

  • 移載

    入出庫コンベヤ+垂直搬送リフター

  • 移載

    親子台車

  • 移載

    保管レーン

バリエーション

入出庫ステーションは、倉庫の形状や導線に合わせて柔軟にレイアウトができます。また、必要とする保管量や処理能力に応じ、走行レーンの両側にラックを配置することも可能です。

FILOモデル(先入れ後出しモデル)

  • FILO片側:台車走行レーンの片側にのみ保管レーンを配置する基本のレイアウト。

  • FILO両側:台車が左右どちらの保管レーンにもアクセスする構成。

FIFOモデル(先入れ先出しモデル)

保管棚の左右に台車通路を設けることで、生産ラインから入庫した荷物を、出荷バースへFIFO順に出庫することも可能です。生産ライン側に出庫専用コンベヤ・リフターも設置することで、サンプリングテストのための出庫や仕掛品(WIP)を生産側へ戻すことも可能です。

モデルシステム

飲料工場 : 生産ライン直結型の製品倉庫

清涼飲料水メーカーでは、上位SKUが全体量の8割程度を占めることがあり、他業種と比べSKUあたりの在庫量が多い特徴を持ちます。シャトルD3は、このような少品種大量保管に適しています。

上記モデルでは、生産ラインから搬送されてきた飲料ケース品がレイヤーパレタイザー(①)によりパレットに積み付けられ、パレットコンベヤ(②)と高速仕分け台車 STV(③)を経由してD3(④)に入庫されます。出荷オーダーがかかったパレットはD3からSTVを経由し、トラックバース側コンベヤ(⑤)に出庫されます。また、返却された通いパレットはトラックバース側コンベヤ(⑥)からSTVを経由し、レイヤーパレタイザーに供給されます。このように、D3と他のマテハン設備を組み合わせることで、生産から出荷までの自動化を進めることが可能です。

このほか、軽量ペットボトルの清涼飲料水やミネラルウォーター、フレコンバッグ、輸入品など、荷物の物理特性上、直積みの多段化が困難な商品にも、便利にお使い頂けます。

導入事例

ダイフクの最先端がここにある。マテハン体験型総合展示場 日に新た館

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