株式会社日立物流首都圏様

自動化・省人化推進のモデルセンター
持続可能な3PL運営に向けて

柏プラットフォームセンター

株式会社日立物流首都圏様(本社:千葉県柏市、以下敬称略)は2018年12月、柏市にスポーツシューズを取り扱う物流拠点「柏プラットフォームセンター」を稼働させました。自動化・省人化を推し進める経営戦略のもと、高能力ケース自動倉庫を核としたマテリアルハンドリング(以下マテハン)システムを導入し、人手不足などの課題に先手を打つモデルセンターを構築しました。

荷主の成長カーブに即したマテハンシステムを導入

日立物流首都圏では、2015年から外資系大手スポーツシューズメーカーの3PL業務を受託し、東葛地域で物流センターを運営しています。スポーツシューズの販売は好調で、年々出荷量が拡大しています。物量の伸びに比例して最大7つの物流拠点を構えたことから、拠点間での荷物の移動(横持ち)が発生していました。また、自動化設備を導入していなかったため、人手作業が増えていた点も課題となっていました。

そこで同社は、大規模なマテハンシステム導入によって自動化・省人化した新センター構築を荷主様に提案しました。一般的に3PLは短期契約が多いといわれる業界ですが、荷主様と長期契約を締結し、課題解決に向けて動き出しました。

オーダーピッキングからトータルピッキングへ変更し作業効率化

日立物流首都圏様は、旧センターでは主に「オーダーピッキング」方式を採用していましたが、新センター設立にあたり、複数の出荷先の商品をまとめてピッキングした後、出荷オーダー別に仕分けする「トータルピッキング」方式へと舵を切ります。トータルピッキングでは総移動距離が少なく済む半面、次工程で仕分けが必要となります。この仕分け工程を効率化するため、マテハンシステム導入による自動化を選択しました。

同社では、ピースソーターやデジタルアソートシステム、ケース自動倉庫などの導入を検討。1基当たり500足/時として、スペースに限りがある中、新センターの能力要件に応じたシステムレイアウト、希望納期への対応やアフターサービスといった総合力で評価を受け、2018年2月、ダイフクをパートナーに選定しました。

仕分け機能を担う4階のマテハンシステムは、高能力ケース荷揃えシステム「シャトルラックM」を中心に、入庫ステーション、出庫ステーション、空コンテナプールライン、出荷仕分けライン、自動製函機、自動封函機、破材圧縮機と、それらをつなぐコンベヤシステムで構成されています。

新センター内に張り巡らされたコンベヤ

生産性140%を達成、人手による作業を簡素化

新センターには、海外の工場から日本で販売するすべての商品が入荷され、パレット単位で5階の移動ラックに在庫保管されます。出庫の際は、「トータルピッキング方式」でケースピッキングしてパレットに積み付け、垂直搬送機で4階まで商品を搬送、各店舗用の値札等を装着した後、入庫ステーションから1足ずつ専用のコンテナに投入、シャトルラックMに一時格納します。出荷・梱包情報データに基づき、最大1万3,000足をバッチ処理。出荷単位の商品がすべて揃ったら、出荷する順番にシャトルラックMから出庫ステーションに払い出し、出荷検品・梱包された商品は日本全国へと出荷されます。

シャトルラックMは、固定式高速リフターとラック各段にある電動台車(シャトル)で商品の出し入れを行います。入出庫ステーションを設けることで固定位置での作業が可能になり、ピッキングしてから仕分け・出荷するまでの工程を大幅に効率化。生産性140%の計画値を実現しています。

  • 固定式高速リフター
  • シャトルラックM
  • 入庫ステーション

お客さまの声

将来を見据え戦略投資、パートナーと連携して差異化

マテハン導入は、将来も見据えた戦略的な投資です。新センターは、事業環境の変化に対応できる運営の持続可能性を重視しました。新センターが有する自動化・省人化の強みを他の荷主様にも提案していきます。業種や取扱品目など多岐にわたる荷主様のニーズは同じではありません。日立物流グループは、そのニーズ一つ一つに応えるため、常に一歩先を見据えて物流インフラを支える体制づくりに取り組んでいます。

詳細なご説明はこちら(PDF : 929 KB)

関連リンク(代表的な製品)

高能力ケース荷揃えシステム「シャトルラックM」

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