パルシステム生活協同組合連合会 八王子センター 様

事業拡大と人手不足対策のため物流を再編
ドライ低頻度品のピッキングをマテハンで効率化

課題

パルシステム生活協同組合連合会様は、関東を中心とする1都11県の13生協を会員とし、組合員数193万人を擁します。供給高の35%を占めるドライ品は2111SKUありますが、その66%は低頻度品です。これらは出荷量少ないながらも、組合員の満足度を高めるために不可欠で、今後もSKU数の増加が見込まれています。しかし、既存セットセンターでは、以下のような課題を抱えていました。

  • 在庫スペース不足
  • 人手不足、作業者の高齢化
  • 歩く、探すといった無駄な動きが多い

ソリューション

そこで、物流再編プロジェクトの一環として、低頻度品の取り扱いを八王子セットセンターに集約しました。入荷した商品はケース自動倉庫へ保管し、出荷指示に応じて各集品ステーションへ自動出庫します。八王子・稲城セットセンター(八王子・稲城SC)向け商品はオーダー別集品、杉戸セットセンター(杉戸SC)向け商品はオーダー集約集品を行い、それぞれ出荷します。

高能力自動倉庫「シャトルラックM」

入荷エリアでは、入荷検品した商品を、アイテム単位でオリコンに入れ、コンベヤへ投入します。投入されたオリコンはコンベヤにより、シャトルラックMへ自動入庫されます。シャトルラックMは、計7台で3360ケースの保管容量を持ち、時間あたり6300ケースの処理が可能です。

入荷作業
シャトルラックM

八王子・稲城SC向けオーダー別集品ステーション:デジタルアソートシステム+デジタルピックシステム

1つの棚の片面を仕分け用デジタルアソートシステムとして、反対側を集品用デジタルピッキングシステムとして使用します。シャトルラックMから出庫したオリコンは仕分け側に供給されます。作業者はデジタル表示器が指示する数量をオリコンから取り、間口に仕分けます。一方、棚の集品側では、仕分けられた商品を表示器の指示に従って間口から取り出し、コンベヤ上の集品箱に投入します。

仕分け側。シャトルラックMから出庫した商品を、デジタルアソートシステムの表示器の指示に従って仕分ける。
集品側。デジタルピックシステムの表示器の指示に従って商品を取り出し、集品箱に投入する。

杉戸SC向けオーダー集約集品ステーション:定点ピックにより省力化とミス削減

シャトルラックMから出庫したオリコンが、作業者の手元に供給されます。作業者はモニタに指示された数量数量をピッキングし、集品箱に投入するのみ。常に定点で作業が行えます。商品の供給が自動で行われるため、取り間違いもなく、誰でも簡単に作業することができます。

仕分け側。シャトルラックMから出庫した商品を、デジタルアソートシステムの表示器の指示に従って仕分ける。

お客様の声

物流部 物流管理課 主任 飯野恵 様

既設のデジタルピッキングシステムでは16人で行っていた作業を9人でこなせるようになるなど、大きな成果を上げています。今回、導入した自動集品システムは、初期トラブルもなく、さすが自動倉庫のノウハウを豊富に持つダイフクさんのシステムだと評価しています。

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