SCGニチレイロジスティクス 様

タイにおける低温物流インフラを拡充

冷凍移動ラック

SCGニチレイロジスティクス様は、日本のニチレイロジグループ様とタイのSCG Logistics様が2013年に設立した合弁企業です。同社はバンコクの東部郊外に低温物流センターを運営し、食品業界向けに保管および輸送サービスを提供しています。

拡大する食品物流ニーズ

ナワナコン工業団地
ナワナコン工業団地
バンコクの北部に位置する産業拠点

同社はタイ国内で高まる低温物流の需要に対応するため、サービス体制の強化を図りました。食品メーカーや流通業者の多様なニーズに応えるべく、より高度で柔軟な保管ソリューションの提供を目指し、冷凍能力の拡充や専門的な温度管理を可能にするインフラの整備に取り組みました。

冷凍ニーズに応える新配送センター

2025年、SCGニチレイロジスティクス様は、バンコク北部のナワナコン工業団地に新たな配送センターを開設しました。この施設は、バンコクおよび周辺地域への配送効率の向上に加え、アユタヤをはじめとする北部都市への保管・輸送ニーズの拡大に対応することを目的としています。

食品工場が集積する地域に近い戦略的な立地に、16310パレットを収納できる移動ラックシステムを導入し、高密度保管を実現。スペースの有効活用に加え、在庫のアクセス性や業務の柔軟性を向上させることで、温度管理が重要な多様な商品に対応できる最適な施設となっています。

同センターは冷凍、チルド、定温(約20~25℃)の3温度帯に対応できることに加え、特殊な温度設定にも対応可能となっています。さらに、従来の2倍の容量を有する急速冷凍室、解凍室、付加価値物流サービス用の加工エリアを完備し、顧客の多様なニーズに対応した総合的なサービスを提供しています。

mobile rack, aisle opening
必要な時にフォークリフト用の通路を開くことで、高密度保管を実現。

効率化とサービス拡充で顧客提供価値を向上

移動ラックシステムの導入により、庫内スペースの最適化と在庫管理の効率化が実現し、作業の生産性が大きく向上しました。先進的なインフラと環境配慮型技術への投資は、SCGニチレイロジスティクスの環境対応力と顧客からの信頼を一層高めています。拡張された機能により、同社は今後のさらなる成長と、タイ国内でのサービス提供範囲の拡大に向けて、強固な基盤を築いています。

Daifuku (Thailand) Limited

Daifuku (Thailand) Limited は、1991年の設立以来、自動車生産ラインおよびイントラロジスティクス分野において、最先端のソリューションを提供し続けてきました。チョンブリに自社製造拠点を構えることで、販売、製造、据付、アフターサービスに至るまで、迅速かつ高品質なローカル対応を実現しています。お客様のニーズの変化に柔軟に対応し、現地での事業展開を力強くサポートします。

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