ザ・HISTORY-写真で見るダイフク史六甲ライナーの運行管理システムを納入

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開通当初の六甲ライナー(写真は神戸新交通株式会社提供)

1990年2月、神戸市が造成した第2の人工島の六甲アイランドと、東部市街地のJR住吉駅を結ぶ六甲アイランド線、通称「六甲ライナー」が開通しました。全国で3番目に全自動運転を導入しており、無人運転の心臓部にあたる運行管理システムを株式会社神戸製鋼所とともに、ダイフクの子会社だったパルテックが開発・納入しました。

六甲ライナーは、同市と神戸新交通株式会社が建設し、JR住吉駅から終点マリンパーク駅まで4.5kmを約10分で結びます。同システムは、列車と中央コンピュータをつなぎ、出発、速度変更、駅停止の制御、列車と乗客の安全確保、異常の発見と緊急処理を効率よく実施。具体的にはダイヤ管理のほか、通常は運転手が行う操車制御、ポイント切り替え・退避などの軌道制御、運行実績管理、駅案内放送・表示などを行います。

ソフトウェア開発に強みを持つパルテックでは、1991年の吸収合併に伴って、多くの社員がダイフクに移籍し、その強みは、一般製造業・流通業向けシステムや半導体・液晶生産ライン向けシステムなど、当社の各事業に生かされています。

  • 当記事は『ダイフクグループ社内報』の内容をもとに再構成したものです。(敬称略)

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