ザ・HISTORY-写真で見るダイフク史制御技術をマテハン以外にも ダイフク初の社内ベンチャーから新会社を設立

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コストパフォーマンスを追求した汎用系プログラマブル・コントローラ PC101

マテリアルハンドリング(マテハン)システムが急速に複雑化・高度化する中、当社は自動倉庫やコンベヤなど各種マテハンシステムにおける制御のノウハウを蓄積してきました。その技術をマテハン以外の分野に発展させて新しい技術・製品を生み出すことを目指し、電子機器のハードウエア開発を行うコンテックと、ソフトウエア開発を担うパルテックが発足しました。コンテックは電気制御技術を得意とする開発メンバー、一方パルテックは日本初のコンピュータ制御による立体自動倉庫を完成させたエンジニアリングのメンバーを含む精鋭の技術者で構成されました。

設立当初の社員数は、コンテックは8名、パルテックは7名の小規模な会社でしたが、当社と連携しながら、研究開発・エンジニアリングから販売まで一貫して行うことを特色としていました。

両社合同の発足式の様子

両社はそれぞれ独自の販売活動を展開していましたが、技術開発や製品開発は連携し、マイクロコンピュータシステムを中核に共同開発に取り組みました。マイクロコンピュータは、設立初期にはシーケンス・コントローラに重点を置き、順次、コストパフォーマンスを追求したプログラマブル・コントローラのPCシリーズをはじめとするさまざまな製品を開発していきました。

その後、グループシナジーをさらに発揮するため、1991年にコンテックがパルテックを吸収合併。そのコンテックは現在、ダイフクグループの電子機器事業として、産業用コンピュータや計測制御、ネットワーク関連の製品を手掛けています。

  • 当記事は『日に新たなり ダイフク50周年史』などの内容をもとに再構成したものです。(敬称略)

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