ダイフクエコプロダクツ認定制度KPI

2012年より独自基準で製品の環境性能評価・認定制度「ダイフクエコプロダクツ認定制度」を運用しています。本制度では、グループ全製品を対象に「電力削減」「リサイクル」「軽量化」「長寿命化」「梱包材削減」「節水」「騒音軽減」「水質汚染防止」「有害物質削減」について性能を評価しています。2019年6月現在、基準を満たした54製品を「ダイフクエコプロダクツ」として認定しています。

認定フロー

多様な観点から評価の妥当性や信頼性を確保するため、異なる事業部門の担当役員で組織する環境配慮製品委員会が審査します。

認定製品一覧(認定年度)

  • 一般製造業・流通業界向けシステム

    • ケース自動倉庫「Smart Stocker Quattro」(2018)
    • ケース自動倉庫「シャトルラック」(SRS-M ダブルディープ)(2018)
    • 高速搬送台車「ソーティングトランスビークル」(2017)
    • 高能力ピッキングステーション「クイックピックステーション」(2017)
    • スタッカークレーン「ラックマスター」(2015、2016)
    • 自動倉庫「ラック減振ユニット」(2016)
    • 組立式ラック(2015)
    • ケース自動倉庫「シャトルラック」(2013、2014)
    • 長尺物用自動倉庫(2014)
    • 搬送システム「モータローラコンベヤ」(2013)
    • ケース自動倉庫「ファインストッカー」(2012)
  • 半導体・液晶生産ライン向けシステム

    • 10世代液晶パネルカセット搬送コンベヤ(2018)
    • Green HID誘導線500m(2017)
    • クリーンルーム用機器「メカ式センタリング装置」(2016)
    • クリーンルーム用搬送システム「クリーンスペースキャリア」(2013、2015)
    • クリーンルーム用搬送システム「クリーンウェイ」(2014)
    • クリーンルーム用搬送・保管システム「MMHS」 (MMHS:Matrix Material Handling System)(2013)
    • クリーンルーム用保管システム「クリーンストッカー」(2012)
  • 自動車生産ライン向けシステム

    • 自動車生産ライン向け「タブレット型操作盤」(2018)
    • 台車搭載用昇降装置「クロスアームリフト」(2017)
    • チェンレス搬送システム「フレキシブルドライブシステム」(2016)
    • 一時保管・仕分けシステム「SPDR(スパイダー)」(2015)
    • パレット式搬送システム「フレキシブルドライブシステム」(2014)
    • 電力アシストシステム「ECO POWER ASSIST」(2013)
    • 電車搬送式塗装システム「E-DIP」(2012)
  • 洗車機・関連商品

    • 省スペース門型洗車機「ゼクス」(2018)
    • 連続洗車機「マジックスルー」(2017)
    • 大型洗車機「カミオンカスタム」(2017)
    • ドライブスルー洗車機「ツインフェクトフィート」(2016)
    • ドライブスルー洗車機「ツインスルールーク」(2016)
    • ドライブスルー洗車機「ファブリカ」(2015)
    • ドライブスルー洗車機「アヴァンテ」(2015)
    • 門型洗車機「フレア」(2014)
    • 門型洗車機「グロッサ」(2014)
    • ドライブスルー洗車機「ツインフェクト フォース」(2013)
    • ドライブスルー洗車機「ツインスルー アルテノ」(2013)
    • 門型洗車機「ユーロス」(2013)
    • ドライブスルー洗車機「グラナダ」(2012)
    • 門型洗車機「ジスペクト」(2012)
  • 電子機器(株式会社コンテック)

    • ボックスコンピュータ(機種:BX-T1000)(2018)
    • 高機能高速型GPIB通信 マイクロコンバータ(機種:GPIB-FL2-USB)(2018)
    • FAパソコン(機種:VPC-700)(2018)
    • M2Mコントローラ「CONPROSYS nano」(2017)
    • RS-232C通信ユニット(2017)
    • 耐環境スイッチングハブ(2016)
    • 蓄電池対応計測システム「SolarView Battery」(2016)
    • EtherCAT スタック型コントローラー(2016)
    • 小型ボックスコンピュータ(2015)
    • M2Mコントローラ(2015)
    • 太陽光発電システム「SolarView Compact」(2014)

2018年度認定製品

ケース自動倉庫「Smart Stocker Quattro」

電力削減 CO2削減 省エネルギー
ケース自動倉庫「Smart Stocker Quattro」

Smart Stocker Quattroは、大量保管・高能力を兼ね備えたケース自動倉庫です。走行駆動方式の改善により高加減速を実現。独立して昇降する2つの移載機で同時に移載を行うことで従来より能力を大幅に向上しました。 また2つの移載機を効率よく動作させることで1サイクルあたりのクレーン移動回数を削減。従来の自動倉庫より消費電力を13%削減しました。

ケース自動倉庫「シャトルラック」(SRS-M ダブルディープ)

電力削減 CO2削減 省エネルギー
ケース自動倉庫「シャトルラック」(SRS-M ダブルディープ)

ラックの各段に台車を配置した高能力ケース自動倉庫(2014年度認定製品)にダブルディープタイプを新たに追加しました。棚の奥行方向に2つの荷を格納することで格納効率を向上します。スタッカークレーンを用いたダブルディープ仕様の自動倉庫と比較して、消費電力を1サイクル当たり約85%削減できます。

10世代液晶パネルカセット搬送コンベヤ

電力削減 CO2削減 軽量化 省資源
10世代液晶パネルカセット搬送コンベヤ

第10世代液晶パネル製造工程で、カセット単位でガラスを搬送する装置です。従来機種から全面的に構造を見直し、性能を維持したまま部品点数を10%、重量を17% 、消費電力を28% 、CO2排出量を27% 削減しました。また、レール構造を変更したことにより、工期短縮と設置時の環境負荷低減が図れます。

自動車生産ライン向け「タブレット型操作盤」

電力削減 軽量化
自動車生産ライン向け「タブレット型操作盤」

自動車生産ライン向け搬送システムに使用される操作盤に「タブレットPCタイプ」を追加しました。表示・操作部にタブレットPCを採用し、より多くの情報を提供するとともに、固定操作盤を容積比で1/6(重量比1/3)に小型化、総消費電力量も従来比で70%削減しています。

省スペース門型洗車機「ゼクス」

電力削減長寿命 節水
省スペース門型洗車機「ゼクス」

新たに追加した6本目のフロントサイドブラシにより、車両の側面後方と後部を洗浄することで洗車機の移動ストロークを短縮させた洗車機です。従来より材料の削減や搬送トラックを削減したことで、CO2排出量を15%、エネルギー消費量を14%削減しました。

ボックスコンピュータ(機種:BX-T1000)

電力削減 軽量化
ボックスコンピュータ(機種:BX-T1000)

第7世代のIntel® Core™ プロセッサシリーズを搭載し、高い処理能力を有した小型ボックスコンピュータです。部品や回路構成の見直しによる省電力化の徹底、筐体構造を基本から見直したことにより、従来製品比で消費電力を27%、重量を26%削減しました。

高機能高速型GPIB通信 マイクロコンバータ(機種:GPIB-FL2-USB)

電力削減 省資源
高機能高速型GPIB通信 マイクロコンバータ(機種:GPIB-FL2-USB)

CPU負荷を軽減するために送信2Kバイト、受信2Kバイトのバッファメモリを搭載し、パソコンのUSBポートをIEEE488.2準拠のGPIB通信ポートに変換するマイクロコンバータです。回路設計と構成部材の最適化により、従来比で消費電力を13%、部品点数を13%削減しました。

FAパソコン(機種:VPC-700)

電力削減 軽量化
FAパソコン(機種:VPC-700)

第6世代のIntel® Core™ プロセッサシリーズを搭載したハイパフォーマンスの小型FAパソコンです。従来製品と比較してCPU(処理)能力は1.8倍に向上し、製品の仕様と構造の見直しにより、従来製品比で消費電力を7%、重量を23%削減しました。

LCA(ライフサイクルアセスメント)

2015年度から環境配慮設計のツールとしてLCA(life cycle assessment)手法を導入しました。自社内製品の新旧比較することで製品・サービスの環境配慮設計の高度化に役立てています。

当社製品「ニューグッラック」(重量物用保管棚)のLCA実施結果

標準的な代表モデル仕様

  • 当社製品パレットラック「ニューグッラック」(重量物用保管棚)のLCA実施結果
    幅(W) 2,500mm
    奥行(L) 1,100mm
    高さ(H) 5,000mm
    段数 ビーム3段(最大積載質量:2,000kg/段)
    連結 10連結
  • 標準的な代表モデル1式

1.LCA算定範囲

2.インパクト評価

本調査で対象とした6つの影響領域について、ライフサイクル段階別にインパクト評価を行いました。また、環境影響領域別に新旧製品の比較を行いました。

ライフサイクル段階別のインパクト評価結果のまとめ

  • 「地球温暖化」「生態毒性(陸生)」「都市域大気汚染」については、素材製造段階の寄与が80%以上となりました。
  • 「廃棄物処分場の枯渇」「水資源消費」については組立段階の寄与が60%程度と過半を占めました。
  • 「オゾン層破壊」については、今回の算定条件では明確な影響がありませんでした。
  • 輸送段階および廃棄段階の影響は調査対象としたすべての環境影響領域で寄与が小さかったです。

新旧製品の比較(地球温暖化)

  • 新製品の環境影響削減率は7.4%でした。
  • 環境影響削減には主としてトラスとビームの軽量化が貢献しています。

CO2削減貢献KPI

グループ環境基準に適合する環境配慮製品・サービスによって社会で消費されるCO2を削減しています。
CO2削減貢献量は、社会に存在するダイフク製品・サービスから排出されるすべてのCO2排出量を、基準年度である2005年時点の製品・サービスの環境性能によるCO2排出換算量から差し引いた量で算出しています。
今回、グループ目標全体の約7割を占めるeFA事業部門において、2005年時と比較した省エネ型商品の比率が当初目標を下回ってしまったため、2018年度目標の69,000トン-CO2に対し、63,326トン-CO2と未達になりました。環境配慮製品委員会において対策を共有の上、お客さま先での生産や物流工程からのCO2排出を極小にすべく、ご提供するあらゆる製品システムへの省エネ技術の開発、および導入に注力していきます。

環境製品のCO2削減貢献量