製品・サービス品質の維持向上
マテリアルハンドリングシステムの世界トップメーカーとしてお客さまに信頼され、最適・最良のソリューションを提供するためには、製品・サービス品質の維持向上にすべての拠点で継続的に取り組むことが重要です。世界に広がるお客さまの多様なニーズに対し、グローバルで最適な生産体制を構築するとともに、それぞれの国や地域で適用される基準に準拠し、適切な品質管理およびリスク管理を行います。
関連するSDGsのゴール・ターゲット
サステナビリティアクションプランのテーマの一つである「製品・サービス品質の維持向上」について、各マテリアリティと関連するSDGsのゴール・ターゲットは以下の通りです。
マテリアリティ | Goal | Target | |
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グローバル化による生産の最適地化 | 8. 働きがいも経済成長も | 8.3 | 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。 |
製品品質、製品安全の追求 | 12. つくる責任 つかう責任 | 12.6 | 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。 |
サステナビリティアクションプラン 2022年度実績
サステナビリティアクションプランのテーマの一つである「製品・サービス品質の維持向上」について、各マテリアリティに対する2022年度の実績は以下の通りです。
サステナビリティアクションプラン 2021~2022年度実績(925KB)
グローバル化による生産の最適地化
最適地生産の実現に向け、海外子会社との連携を強化し、具体的な施策を実行しています。設定した目標に対し、順調に取り組みが進捗しています。
KPI(実績評価指標) | スコープ | 2022年度目標 | 2022年度実績 |
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最適地生産実現に向けた生産拠点の新設・増設、その他の対策実施 | グローバル |
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北米における工場機能の集約

2022年度、米国ミシガン州で空港手荷物搬送システムやAGV(無人搬送車)の製造を担う新工場が稼働を開始しました。同州北部にあった3つの工場機能を新工場に集約し、生産の合理化と効率化を進めることで、生産能力が約30%向上する見込みです。敷地面積は8万9,000m2となっており、製造スペースは将来的に拡張できるよう設計しています。
製品品質、製品安全の追求
以下3つのKPIについて、いずれも目標を達成しました。生産拠点におけるISO9001の統一認証については、台灣大福高科技設備股份有限公司(台中工場)が新たに追加となりました。
KPI(実績評価指標) | スコープ | 2022年度目標 | 2022年度実績 |
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製品・システムの安全に関する重大事故※1発生件数 | グローバル | 0件 | 0件 |
生産拠点におけるISO9001統一認証※2取得比率 | 60% | 64% | |
セーフティアセッサ資格※3取得者数 | 日本 | 190名 | 223名 |
- ※1当社の製品・システムの不具合を原因とした稼働中における死亡事故および重傷病(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)事故
- ※2同一の認証機関による同一基準・スケジュールでの審査を実施し、認証を取得・維持すること
- ※3主に設計者を対象とした国際安全規格に基づく安全の知識、能力を有することを認証する資格
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