事業を通じた環境貢献

  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を

気候変動や生物多様性をはじめとした地球環境問題は、企業が存続していく上で重大なリスクの一つであると同時に、新たな事業機会を生み出すものでもあります。ダイフクグループは「ダイフク環境ビジョン2050」の実現を目指し、経営層のリーダーシップのもとグループ横断で環境への取り組みを強化しています。

関連するSDGsのゴール・ターゲット

サステナビリティアクションプランのテーマの一つである「事業を通じた環境貢献」について、各マテリアリティと関連するSDGsのゴール・ターゲットは以下の通りです。

マテリアリティ Goal Target
事業運営における環境配慮 6. 安全な水とトイレを世界中に 6.3 2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
12. つくる責任 つかう責任 12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
13. 気候変動に具体的な対策を 13.2 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
環境配慮製品・サービスの拡充 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
12. つくる責任 つかう責任 12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

サステナビリティアクションプラン 2022年度実績

サステナビリティアクションプランのテーマの一つである「事業を通じた環境貢献」について、各マテリアリティに対する2022年度の実績は以下の通りです。

サステナビリティアクションプラン(668KB)

サステナビリティアクションプラン 2021~2022年度実績(925KB)

  • マテリアリティ

事業運営における環境配慮

  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を

自社CO2排出総量削減率は、省エネルギーの取り組みや再生可能エネルギーの導入が進んだことなどから目標を達成しました。今後は2023年5月に改定した「ダイフク環境ビジョン2050」のもと、お客さまやサプライヤーとの連携を一層強化し、サプライチェーン全体でCO2の削減に取り組んでいきます。廃棄物のリサイクル率は、国内拠点は目標を達成しましたが、海外拠点で未達となりました。

環境経営

気候変動

汚染防止と資源循環

KPI(実績評価指標) スコープ 2022年度目標 2022年度実績
自社CO2排出総量削減率(2018年度比) グローバル 5%削減 34%削減
サプライチェーンCO2削減プログラム※1参加企業率 日本 34% 2021年度に目標を達成(36%)し、
制度の見直しを検討
廃棄物のリサイクル率※2 グローバル 99% 95%
  • ※1調達先におけるCO2排出量削減に向けた取り組み(目標の共有と削減対策支援など)に関する当社独自の枠組み
  • ※2北米拠点を除く
  • マテリアリティ

環境配慮製品・サービスの拡充

  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任つかう責任

製品、サービスを通じたCO2削減貢献量および環境貢献物件売上高比率については目標を達成しました。2023年度以降は当社製品の使用に伴うCO2排出量の削減について目標を設定し、進捗を管理していきます。新製品のリサイクル可能率は一部の事業部門で90%を下回り、全体平均で目標未達となりました。

環境配慮製品・サービス

KPI(実績評価指標) スコープ 2022年度目標 2022年度実績
製品、サービスを通じたCO2削減貢献量※1 グローバル 60,000 t-CO2 121,356 t-CO2
環境貢献物件※2売上高比率 46% 72%
新製品のリサイクル可能率 90% 86%
  • ※1お客さまに納入した製品・サービスから排出されるCO2排出量を、基準年度である2011年度時点の製品・サービスによるCO2排出量から差し引いたもの
  • ※2ダイフクエコプロダクツ認定製品などを通じて、お客さまに環境配慮の面で貢献した物件(プロジェクト)

2023年度の目標変更について

「ダイフク環境ビジョン2050」の改定に伴い、サステナビリティアクションのテーマの一つである「事業を通じた環境貢献」の2023年度のKPIおよび目標を変更しました。KPIは「ダイフク環境ビジョン2050」と同一とし、2023年度の目標は以下の通りです。

ダイフク環境ビジョン2050

重点領域 KPI(実績評価指標) 2023年度目標
気候変動への対応 自社CO2排出量
(スコープ1+2)
21.0%削減(2018年度比)
購入した製品・サービスに伴うCO2排出量
(スコープ3 カテゴリ1)
サプライチェーンCO2削減プログラム運用開始
販売した製品の使用に伴うCO2排出量
(スコープ3 カテゴリ11)
12.5%削減(2018年度比)
資源循環の促進 廃棄物の埋立率 国内:1%未満
海外:5%未満
水使用量売上高原単位※1 12.5%削減(2018年度比)
自然との共生 主要拠点※2における生物多様性保全活動実施率
  • 保全活動のメニュー化
  • グループ全体への周知活動実施
サステナビリティアクション※3年間延べ参加者数 1万2,000人
  • ※1水使用量(千m3)/売上高(億円)
  • ※2従業員数100人以上の拠点
  • ※3サステナビリティに関する啓発・教育のための当社独自の社員参加型プログラム

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