ダイフク 米国子会社の新工場が完成
生産能力を倍増し、旺盛な自動化ニーズに対応
株式会社ダイフク(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:下代 博)の米国子会社のDaifuku Intralogistics America Corporation(CEO:Christoph Schenk、以下、「同社」)が米国インディアナ州ホバート市で建設を進めていた新工場棟がこのたび完成しました。稼働は10月から開始する予定です。生産能力は従来の2倍となり、流通業や製造業における旺盛な自動化需要にスピーディーに対応することで、北米における事業規模をさらに拡大していきます。

ダイフクグループで北米におけるイントラロジスティクス事業を担う同社は、物流センターや工場向けにコンベヤやソーター、自動倉庫などのマテリアルハンドリングシステムを提供しています。2020年に同市に工場を新設し生産能力を増強しましたが、人手不足や人件費上昇などを背景に自動化需要がさらに高まっており、一層の生産体制の強化が急務となっていました。そこで約50億円を投資し、既存工場棟に隣接した場所に、このたび新工場棟を整備しました。今後、自動化システムの導入も進め、生産の効率化や納期の短縮を図っていきます。
株式会社ダイフク 常務執行役員 イントラロジスティクス事業部門長 鳥谷 則仁 コメント
イントラロジスティクス事業部門では、グローバルにおける事業規模のさらなる拡大を目指しており、特に米国を最大の成長市場と位置付けています。米国内でも人手不足と人件費の上昇により自動化ニーズが一層高まることが見込まれる中、今後も、地産地消の方針のもとで競争力強化に努めてまいります。
新工場棟の概要
所在地 | 6300 Northwind Parkway, Hobart, IN 46342 U.S. |
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敷地面積 | 約17万8,000m2 |
建築面積 | 約2万5,000m2(既存工場棟:約3万m2) |
生産品目 | コンベヤやソーターなどのマテリアルハンドリングシステム |
投資額 | 3,500万米ドル(約50億円) ※換算レート 1米ドル=148円 |
着工時期 | 2024年4月 |
稼働時期 | 2025年10月 |
Daifuku Intralogistics America Corporationについて
1972年創立。2013年にダイフクグループ傘下となり、2024年に現在の社名に変更しました。コンベヤやソーターをはじめ、架台などの構造物、倉庫管理システムなどの製品ラインナップを展開しています。従業員数は約1,000人(2025年8月末現在)です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイフク 広報部
TEL:03-6721-3505
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