Online Daifuku Report 2018

社会への提供価値

人間尊重
(人権・労働慣行・安全・健康)

ダイフクは、すべての社員は最も重要な財産であると考えています。社員一人一人の仕事と生活の質の向上を目指し、能力を最大限に発揮できるよう、安全と健康を第一に、快適な職場環境を構築しています。

健康経営の実践

ダイフクでは社員が日々生き生きと活動し、仕事とプライベートをともに充実させることを目的に、2018年4月に健康経営宣言を掲げました。

ダイフクグループ健康経営宣言
  • ダイフクグループは、社員の健康を当社事業の持続的発展の根幹を担うものと捉え、心身の健康維持・増進のための活動を継続的に推進します。
  • ダイフクグループは、社員一人一人の仕事と生活の質の向上を目指すために、快適かつ衛生的な職場環境づくりに取り組みます。
  • ダイフクグループは、会社・産業医・保健師・健康保険組合・労働組合が連携した全社横断組織「こころと体の健康づくり委員会」を中心とし、健康増進施策により、社員の健康意識を高め、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を図ります。

2006年に経営層をトップとした「こころと体の健康づくり委員会」を設置し、社員の健康課題解決に向けたさまざまな健康増進施策やイベントを実施しています。また、社員に向けたコミュニケーションツール「ダイフク健康白書」を発行し、健康を考えるきっかけを提供しています。

また、これまでの取り組みが評価され、「健康経営銘柄2018」に初選定。「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」にも2年連続で認定されました。

「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定し、公表するものです。今回、当社を含む26業種26社が選定されました。

「健康経営優良法人」は、経済産業省が日本健康会議と共同で実施し、優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。大規模法人部門に当社を含む541法人が認定されました。

安全意識の向上

近年、仕事量の増加に比例して労働災害件数も増加しています。主な要因として、若年層の増加による現場管理能力の低下や、サプライチェーンの多様化・多層化に伴う新規サプライヤーとのコミュニケーション不足であると考えています。グループ全体への安全文化を定着させるため、以下のような取り組みを重点的に行っています。

現場力向上教育

現場のキーパーソンとなる工事責任者の安全管理能力向上を目的に教育を展開。特に足場材を利用し、高所作業における安全防護措置の実践を交えて教育することにより危険に対する感受性を高めています。

安全衛生トップセミナー

労働災害防止には、トップの安全意識の高さが重要であり、サプライヤー経営層およびダイフク経営層に向けた安全文化定着のためのセミナーを毎年開催しています。

このセミナーでは、活発に安全衛生活動が実施されたサプライヤーに対して、表彰を行う制度も取り入れ、安全意識の高揚を図っています。

グローバル安全会議

事業のグローバル化に伴い、グループ全体の安全に関する情報交換の場として安全会議を毎年開催しています。

この会議では、各海外グループ会社での安全衛生活動の紹介を中心として、労働環境の違いについて理解を深め、ダイフクグループの安全水準向上を目指しています。

グローバル人材によるグループシナジーの創出

グローバルリーダーシップ研修

現地法人幹部(幹部候補社員)を対象とした研修を2011年より行っています。研修では、経営トップによる理念や方針などをテーマにしたカリキュラムを実施。国内社員との異文化理解とコミュニケーションに関するグループワークも行い、グローバルリーダーとしての見識や知識を深めています。

人間尊重(人権・労働慣行・安全・健康)
(PDF: 315 KB)