品質保証

ダイフクグループ品質方針

基本的な考え方

ダイフクグループは、社是・経営理念・グループ行動規範のもとで健全な事業活動を行い、持続可能な社会の実現に貢献します。提供する製品・サービスの品質・安全を追求することにより、さらなるお客さま満足の実現、社会からの信頼獲得に努めます。

基本方針

本方針をグループ全役員・社員に周知し、製品・サービスの品質保証に取り組みます。

法規制等の遵守
製品・サービスに対して適用される各国・地域の法令や規制を遵守するとともに、準拠が求められる規格・基準に適切に対応します。
品質マネジメントシステムの構築と運用
製品の開発・設計から、生産、工事・サービスに至る各プロセスの手順を明確にするとともに目標を掲げ、品質マネジメントシステムを確立します。その有効性については継続的に評価し、改善します。
取引先との連携
本方針は、請負事業者やサプライヤー等の取引先にもご理解、実践いただけるよう努めます。必要に応じて取引先への指導・支援等を行うことで連携を強化し、品質の向上に努めます。
品質に関する教育・啓発
製品・サービスの品質や安全に関わる教育・啓発活動を行うとともに、さらなる品質向上に向けて当社グループ内での情報共有や取り組みの水平展開を実施します。
情報開示とコミュニケーション
製品・サービスの品質や安全に関して、正確かつ適切に情報を開示し、ステークホルダーの声をその改善に活かします。

制定:2023年8月31日

推進体制

ISO(国際標準化機構)が規定するISO9001品質マネジメントシステムに準じ、顧客満足の追求を基本方針として企画から販売、設計、製造、据付、アフターサービスまで、それぞれの段階で品質を保証しています。
当社グループの品質マネジメントシステム活動は、各事業部門の目標達成状況や不適合の是正処理等、事業部門のマネジメントレビュー情報をもとに経営層が品質保証体制の見直しを行います。また、全社マネジメントレビューではCEOが品質目標の達成状況等から品質マネジメントシステム変更の必要性を判断・指示し、継続的改善に努めています。

ダイフクの品質マネジメントシステム活動の図

品質マネジメントシステム認証取得の状況

国内外のすべての生産拠点において品質マネジメントシステムの国際規格 ISO9001の認証を取得しています。

認証規格 生産拠点数(連結) うち認証拠点数 認証比率
ISO9001 25 25 100%

認証取得拠点一覧

主な取り組み

品質不具合への対応

当社製品による重大事故が発生した場合には、各事業部門が事故の詳細情報とともに、実施した是正処置をデータベースに登録の上必要に応じて他部門を入れた横断対策を行っています。報告手順は「ISO是正処置・予防処置手順書」に定め、事故の再発防止と予防を徹底するとともに、CEOによるマネジメントレビューを定期的に実施し、品質マネジメントシステムの妥当性を確認しています。

品質不具合への対応の図

製品・システムの安全に関する重大事故発生件数KPI

  2020年度 2021年度 2022年度
製品・システムの安全に関する重大事故発生件数 0 0 0
  • 当社の製品・システムの不具合を原因とした稼働中における死亡事故および重傷病(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)事故

製品の安全性確保

製品の安全性確保のため、既存機種及び新規開発製品についてのリスクアセスメントを実施しています。具体的には、ISO9001マネジメントシステムの中で規定する「ISO製品安全評価手順書」、「開発・標準化設計実施手順書」などの社内規程に準じて、設計開発工程の中で審査を行い、その安全性について事前の確認を行っています。また、社内外のエキスパートによる製品安全の関連教育など、計画的な若手設計者の育成や外部資格であるセーフティアセッサ資格の取得を推進しています。セーフティアセッサをはじめとする安全関連の資格については、請負事業者に対しても取得に向けた支援を行っています。

  • 安全性の妥当性確認に必要とされる基礎知識、能力に加え、安全性の妥当性判断の総合力を有する人

セーフティアセッサ取得者数KPI

  2020年度 2021年度 2022年度
セーフティアセッサ取得者数 137名 178名 223名

小集団・改善提案活動

当社では、小集団・改善提案活動に力を入れ、職場での地道な改善を継続させることで大きな効果を上げています。2022年度の改善提案では、業務改善・コストダウン・品質・安全・環境などに関する内容が5,195件となり、活発な活動を続けています。小集団活動のハイライトとして、年1回、経営トップが参加して、予選を勝ち抜いたチームによる発表大会を開催しています。2022年度は会場とTeamsによるオンラインのハイブリッド形式で行い、国内の各部門・海外子会社から選抜された11チームがそれぞれ活動内容と成果の発表を行いました。

改善提案件数

メールマガジン

購読はこちらから

ダイフクの最新情報や
各種イベント情報などをお届けします

このサイトは株主、投資家向けです。

「株主・投資家の皆さまへ」のサイトで提供している情報は、株主、投資家(個人投資家を含みます)の皆様に当社の活動内容に関する情報を提供することを目的として作成されています。一般の方への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

あなたは株主、投資家、関係者ですか?