「ダイフク環境ビジョン2020」で生物多様性の保全を宣言しており、2012年度から滋賀事業所内の生態系調査を進めています。調査の結果、多くの在来種が確認でき、その中には絶滅危惧種も含まれていました。今後、具体的な保全計画を策定し、自然共生型の事業所づくりを進めます。

ダイフクと生物多様性の関連性

ダイフクでは、事業活動と生態系との関係性を明確にするため、製品プロセスや土地利用などと生態系との関係を一覧できる「ダイフクと生物多様性の関係性マップ」を作成しています。このマップにより、現在は、自然豊かな滋賀事業所での土地利用における生態系への影響に注目し、生物多様性に配慮した活動を中心に行っています。

滋賀事業所での保全活動

2012年度に実施した滋賀事業所内の生態系調査の結果、642種の在来種が確認でき、その中には49種の絶滅危惧種も含まれていました。今後、具体的な保全計画を策定し、自然共生型の事業所づくりを進めます。

生態系調査結果

生態系調査結果(2013年4月~2014年3月)
分類 種和名 種類
鳥類 ヨシガモ、カイツブリ、コチドリ、ハイタカ、ノスリ、コシアカツバメ、ビンズイ、ウソ、ハヤブサなど 27
両生類 カスミサンショウウオ、ニホンアカガエル、トノサマガエル、シュレーゲルアオガエル 4
爬虫類・哺乳類 ニホンイシガメ、カヤネズミ 2
昆虫 キイロサナエ、フタスジサナエ、オグマサナエ、トラフトンボ、ハルゼミ、オオスズメバチ、トゲアリ 7
魚類 ギンブナ、ドンコ 2
植物 コヒロハハナヤスリ、コムラサキ、イヌタヌキモ、キキョウ、オケラ、ヒメコヌカグサ、キンラン 7
合計 49

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結いの森整備

滋賀事業所でスタートした生物多様性保全活動「結いプロジェクト*」の一環として、「結いの森」(保全池・学習広場等)を整備しました。2014年に「結いの森」では、地域特有のアカマツ林や希少種であるカスミサンショウウオなどの生物多様性保全を行うとともに社内外の学習の場として活用しています。

  • *結いプロジェクトとは、生物多様性保全を通じて、「水と緑」、「人と自然」、「人と人」を結び付ける諸活動
  • ハヤブサ

    ハヤブサ

  • カスミサンショウウオ

    カスミサンショウウオ

  • ニホンイシガメ

    ニホンイシガメ

  • オグマサナエ

    オグマサナエ

  • キンラン

    キンラン

  • カイツブリ

    カイツブリ

  • ハルゼミ(抜け殻)

    ハルゼミ(抜け殻)

  • ウソ

    ウソ

生物多様性シンポジウム

2014年5月、日に新た館で生物多様性保全活動のキックオフを宣言する社内シンポジウムを開催、事業所内の従業員約89名が参加しました。シンポジウムでは、滋賀事業所の四季を通じた生き物の調査報告や社外の専門家を招いてパネルディスカッションを行い、今後の活動のあり方を議論しました。 また、2015年7月、「結いプロジェクトから始まる生きものと私たちのにぎわい」をテーマに2回目の社内シンポジウムを開催しました。

自然観察会

自然観察会

滋賀事業所では、生息する多くの動植物に従業員が触れ合う機会として専門家を交えた「自然観察会」を実施しています。

保全活動

自然観察会

「結いの森」の生物多様性を保全するため、当社従業員によって池に浮島を設置しました。野鳥やトンボなどの水辺での生活環境をより良いものに整備しています。その他、確認された希少生物を含む在来植物の保全についても計画的に進めています。