INTERVIEW
社員インタビュー

専門性の高い法やルールに基づき、 事業の根幹である人材を支える

コーポレート部門
人事・総務

S.T2020年入社/国際社会学部卒

大学での専攻を生かし、グローバルな事業や社会貢献度が高い仕事を軸に就職活動を行う。さまざまなメーカーの説明会参加やOB訪問を重ねるなかで出会った先輩の話から、ダイフクの存在を知る。世界での存在感や事業の社会貢献度・影響力の高さが自分の志向とマッチしたこと、社員の人柄や雰囲気に惹かれたことが入社の決め手となる。

―現在担当している仕事は?

会社の「真の財産」に
直結する業務を通して、

ダイフクの活力を生み出していく

人事総務部 東京グループに所属し、主に東京本社の就業管理と健康診断の実施、「こころと体の健康づくり委員会」東京分科会の運営などを担っています。就業管理では、社員の日々の勤怠や申請の管理を担当。時間外労働・休日出勤・有給休暇取得などの就業状況を把握し、コンプライアンスに則った事業活動を推進しています。健康診断ではその実施が主な業務ですが、結果データの集計や検査結果に応じた個人対応も行います。さらに産業医・保健師とも連携して、社員の健康促進を目指しています。「こころと体の健康づくり委員会」では、楽しみながら社員の健康づくりにつながる企画・イベントに事務局として携わり、その活動を推進しています。いずれの業務も、東京本社のさまざまな社員と幅広く関わる仕事です。身につけた人事労務に関する知識やルールに基づいて会社の「真の財産」である人材をサポートし、ダイフクの活力を生み出していく大切なミッションがあると考えています。

―この仕事を通じて見出す意味とは?

労務に関わる者として
発言に責任を持ち、
労働環境や
生産性の向上に寄与する

人事・総務は、産業や生活を支えるダイフク製品を生み出す根幹である、社員の労働環境や生産性の向上に寄与する仕事。私はさまざまな局面で、それにつながる業務をしています。例えば、事業部の責任者の方々に対する法やルールの説明もその一つ。設備・製品の納期と向き合いながら、適切な工程管理と社員の労働環境を両立させるために、労働基準に関する解釈などの相談が多々寄せられます。責任が大きい任務ですが、そんな時に思い出すのは、「我々の発言は、もし間違っていても社員からは会社的に正しいと認識される。確実性と責任感を持って仕事してほしい」という先輩からの教え。本社系部門の発言はそれほどに重い、と肝に銘じ、立場が上の方に対しても、些細で気軽な質問に対しても、責任を持って発言することを心がけています。それが、ダイフクという会社の土台をつくり、最終的にお客さまや社会への価値創造につながるものだと信じています。また、それこそが人事総務部ではたらく私の自負とやりがいになっています。

これまでのキャリアパス
2020年
入社後、新入社員研修を経てサステナビリティ推進部 CSRグループへ配属。全部署と連携する部署のため、全社会議への出席や議事録作成を通して本社・事業部門業務への理解を深める。現在の業務の礎となる。
2021年
総務部 東京総務グループ(現・人事総務部)へ異動。就業管理業務、健康診断業務、「こころと体の健康づくり委員会」東京分科会運営の担当となり、大阪や滋賀、小牧の事業所と連携を図りながら業務体得に努める。
2022年
引き続き、同業務を継続して担当し、身につけた実務能力の向上に努める。そのなかで勤怠管理システムの自動化やRPA導入といった、管理業務の生産性を高める取り組みなども担当。幅広く経験を積む日々を送る。

―これからの未来に思うこと

海外や他事業部など
幅広い経験を積んで、
人事・総務の
プロを目指す

給与や社会保険など、まだ経験のない業務があります。まずはすべての業務を経験して、法や社内ルールの知識に精通し、「労務のことは私に聞けばわかる」という存在になるのが第一の目標。そして将来、人事・総務としてより幅広く活躍するために、海外や他部門への異動など、さまざまな経験を積むことも必要だと感じています。例えば、海外駐在。現地法人の運営には総務機能が不可欠です。各国の風土や文化を踏まえつつ、日本で培ったきめ細かい労務管理ノウハウをローカライズし、労働生産性を高めていくチャレンジには、きっと多くの収穫があるはずです。あるいは事業部門への異動。社員を支えるのであれば、事業への理解を深め、その現場感覚や目線を養うことが、より社員に寄り添うマネジメントになるはずです。こうした経験を積み重ね、人事・総務での確かな存在へと自らを高めていきたいと考えています。

間接業務と思いがちな労務管理。 しかし、この仕事こそ、 ダイフクの価値創造に 直結する活力の源泉なのだ。