INTERVIEW
社員インタビュー

半導体を安定生産するために、 システムのあるべき姿を追求する

クリーンルーム事業部
設計(ソフト)

H.H2019年入社/工学専攻修了

大学では専門知識を身につけるため、プログラミングスキルを習得。スケールの大きな仕事で自分の世界を広げたいという軸で就職活動を進めるなか、OB・OGの就職先でもあったダイフクに出会う。世界中に製品が納品されている業界トップシェアの企業に携われば、グローバルな規模で生活や社会インフラを支えられると考えて入社する。

―現在担当している仕事は?

提案から設計、
納入まで一貫して携わり、

顧客ニーズに応えるシステムを開発

クリーンルーム事業部に所属し、中国の半導体・液晶メーカーの新工場や設備増設案件のシステム開発に携わっています。営業担当がお客さまとすり合わせた要望や仕様を、システムでどのように実現させるかを検討して開発を進め、最終的なシステム納入まで実施します。時には現場に赴いて、お客さまと打ち合わせを行うことも。営業だけでなく設計も同行して意見を直接伺うことで、スピーディーな改善提案につなげています。私が担当するのは、工場全体の装置を安定稼働させるための搬送装置管理システム。半導体・液晶工場で使用される性質上、24時間フル稼働が求められます。製品の生産を止めることなく、要望通りの生産量を満たす環境を構築するためには、機器の動作不良などといった万が一のトラブルまで見越した開発が欠かせません。システムとしてどうあるべきかを常に心がけ、あらゆる事態を想定して安定稼働するシステムを目指していく。検証を重ねて無事リリースできた時の達成感は、何事にも代えられません。

―この仕事を通じて見出す意味とは?

半導体の安定生産が
私たちのミッション

スケール感のある仕事で、
社会に大きく貢献

コロナ禍などの影響による半導体不足が、納期の先延ばしや価格上昇といった形で私たちの暮らしに影響を及ぼすようになっています。一方で、最近はヒトやモノの動きが盛り返しつつあり、業界全体で半導体不足解消に向けた動きが加速。当社には、半導体工場の新規設立や生産量の拡大といった案件の相談が数多く寄せられています。半導体不足を解消して安定生産に貢献し、人々の暮らしを陰から支えるのが私たちのミッション。今後、スケールの大きなプロジェクトがますます増えていく予定です。確かな技術力と実績を誇るダイフクの一員として、社会課題の解決に貢献できることに大きな喜びを感じます。そのためにも、設計職が積極的にお客さまに提案し、質の高いシステムを開発し続けなければなりません。私たちの仕事で、暮らしの当たり前を途絶えさせないようにする。その意気込みで日々奔走していきます。

これまでのキャリアパス
2019年
クリーンルーム事業部 システム部に配属。中国の半導体・液晶メーカーの案件を担当する。現地工場へ足を運び納入・調整を行ったり、データ構築や画面改善に携わったりすることで、業務の基本知識を習得する。
2022年
同部署にてプロジェクトマネジメントを担当。複数の案件を進行しながら、パートナー会社への情報共有や指示出しも行う。また、他案件で得た知識やトラブル事例も積極的に活用し、効率的なシステム開発を心がける。

―これからの未来に思うこと

幅広い知識と人脈を培い、

より良いシステムを提案できる人材に

目標は、お客さまと社員の双方から頼られる人材に成長すること。目指す姿は「この人に相談すれば、システムとしてどうあるべきか道を示してくれる」と思ってもらうことです。また、提案力の向上も目指しています。提案段階から具体的なシステムのイメージまで伝えることができれば、お客さまから信頼を得られますし、最終的なシステムとしても理想的なものになります。さらに、お客さまにとっても当社にとっても理解しやすく、運用しやすいシステムを目指すためには、現場の理解が欠かせません。実際に現場に赴いてお客さまの生の声を伺うことが、デスクに向かっているだけでは分からない課題の発見や新たな提案につながります。より良いシステムの実現のため、これからも積極的に現場へ足を運んでいきたい。そして、お客さまの立場で考えるカスタマーインの考えをもって、日々の業務に真摯に向き合いたいです。

暮らしの当たり前は、 誰かの努力によって支えられている。 新たな知見を吸収し、成長を続けて、 世界の当たり前を守りたい。