基本的な考え方

グローバル化が進み、経済活動が連鎖的に行われている今日においては、ダイフクが提供する製品・サービスだけでなく、サプライチェーンを通じて社会的責任を果たす必要があります。ダイフクはグループ行動規範に取引方針を定めており、すべての役員および従業員の遵守を規定しています。その上で、2017年度に見直した「調達基本方針」を取引先と共有し、「CSR調達基準」に沿って責任あるサプライチェーンを推進しています。

本テーマのマテリアリティと関連するSDGs目標

ダイフクが目指すSDGs目標

ダイフクが目指すSDGs目標

マテリアリティ

  • サプライチェーンでのCSR調達の推進

CSRアクションプランKPI・2020年目標

  • サプライヤー訪問率:(累計)80%

調達基本方針

経営方針企業行動規範にのっとり、次の調達基本方針にて、取引先と取引を致します。

  • 1. 公正、公平
  • (1)国内外に広く門戸を開き、自由な競争の機会を提供します。
  • (2)品質、技術開発力、経済性、安定供給に加え、経営状況などを総合的に評価し取引先選定を行います。
  • (3)取引先の皆さまと信頼関係を構築し、公正、公平且つ透明な取引に努めます。
  • 2. 安全・品質・コスト・納期
  • (1)安全で健康的な職場環境づくりを追求します。
  • (2)Q(品質)・C(コスト)・D(納期)の維持、改善及び向上により、調達の最適化を追求します。
  • 3. CSR調達
  • (1)コンプライアンス、人権、労働、環境保全、地域貢献などの社会的責任を果たすCSR活動に取り組みます。

  • 「CSR調達基準」を策定し、取引先の皆さまとCSR活動を推進していきます。

    ※「CSR調達」とは・・・企業が製品、資材、原料を調達するにあたり、サプライヤーと協働して従来の安全、品質、性能、価格、納入期間等にコンプライアンス、人権、労働、環境保全、地域貢献等のCSR要素を加えて、サプライチェーン全体で推進する活動。

    CSR調達基準

    • 1. 安全
    • (1)労働災害等の防止のため、適切な安全対策を講じて従業員等の安全確保に努めます。
    • (2)労働災害及び労働疾病の状況を把握し、再発防止に向けた適切な対策を講じます。
    • (3)職務上の安全、健康の確保を最優先し、「安全で健康的な職場環境づくり」に取り組みます。
    • 2. 品質・コスト・納期
    • (1)品質・コスト・納期の維持、改善及び向上に努めます。
    • (2)適切な品質・納期を確保し、最適なコストを追求していきます。
    • (3)安定供給できる生産体制及び災害等の危機管理体制の構築に努めます。
    • 3. コンプライアンス
    • (1)国内外・地域に関連する法令、社会規範及び企業倫理に基づき、誠実に業務を遂行します。
    • (2)機密情報や個人情報の管理は適切に行ない、情報セキュリティを徹底します。
    • (3)不適切な利益の供与や受領、業務上の見返りを求めるなど、利益や便宜の供与は行ないません。
    • (4)反社会的勢力との取引については、毅然とした態度で臨み、取引等の関わりを持たず、公正な業務を遂行します。
    • 4. 人権、労働
    • (1)国、地域の文化、慣習を理解し、全ての人の人権が尊重される企業づくりに取り組みます。
    • (2)児童労働、劣悪環境、強制・長時間労働を排除し、「働きやすく、快適な職場づくり」に取り組みます。
    • (3)国内外の事業活動を支えるため、必要な知識、技術、技能をもつ人材の育成に努めます。
    • 5. 環境保全と地域貢献
    • (1)環境に配慮した調達を推進します。※国内では<グリーン調達ガイドライン>に基づく(2005年11月策定)
    • (2)省資源や廃棄物削減等の省エネ活動に取り組みます。
    • (3)事業活動を行なう地域・社会との共生を図ります。
    • (4)社会支援活動への積極的な参画に努めます。


推進体制

管理統轄や各事業部門の調達に携わる従業員を中心に取り組みを推進しています。CSR関連項目について取引先の自己評価をもとに訪問を実施するなど、当社の調達基本方針の共有を図っています。
また、横断的に組織した「生産系コンプライアンス委員会」では、調達従事者向けに法令知識の講座を実施しています。取引先との情報交換や方針を共有するため、説明会等も開催しています。

サプライチェーンの取り組み

経営・生産動向説明会

経営・生産動向説明会

メーカー・商社から加工・工事・サービス・設計・ソフト開発までの取引先のトップを招待し、「経営・生産動向説明会」を毎年開催しています。2019年度は185社の取引先を招待しました。社長による前年度の振り返りと今年度の業績見通しや経営方針の説明の他、著名人による講演など様々な催しが開かれました。

優良サプライヤー認定制度「SQD表彰」

優良サプライヤー認定制度「SQD表彰」
当社は2003年度に「サプライヤー評価システム」を構築し、毎年、物品系(製作外注、物品購入)、設計系、工事請負系などの優良サプライヤーを表彰する「S.Q.D.賞」(Supplier Quality Development Award)を設けています。2019年度は、対象214社から6社に対して表彰を行いました。

安全衛生トップセミナー

安全衛生トップセミナー

サプライチェーン全体での労働災害撲滅に向けて「安全衛生トップセミナー」を毎年開催しています。2018年11月に開催した同セミナーでは主要サプライヤー156社のトップを招き、ダイフクと取引先企業の安全に関する方針や情報を共有し、安全衛生管理の徹底・重要性を再確認しました。

安全表彰制度

安全表彰制度
日頃の労働災害の防止と快適な職場づくりの模範となる取り組みを行うサプライヤー企業を表彰する「安全表彰制度」を2016年度より設けました。各社で取り組んでいる安全や健康管理活動を紹介いただき、工事・生産・調達部門の取引先の中から各1社を表彰しました。

サプライヤー訪問KPI

2018年度の目標40%に対して、訪問率12.7%となりました。低調な結果となった理由は体制整備の遅れによります。次年度は期初より体制構築し、150件の訪問先に対して95件を目標に掲げ、前倒しの計画で取り組んでいきます。

サプライヤー訪問

訪問の様子

取引先へのCSRアンケート(自己評価チェックシート)をはじめ、訪問によるモニタリングを実施するなど、CSRの必要性を理解いただき、サプライチェーン全体でCSR調達に向けた取り組みを推進しています。

サプライヤー操業確認システム

サプライヤー操業確認システム

*画像をクリックして別ウィンドウに表示することができます。

BCP強化の一環として、「サプライヤー操業確認システム」を導入しています。災害時に取引先の被災状況や担当者の安否確認をメールで行うものです。情報共有を迅速かつ的確に行い、サプライチェーン全体の早期復旧や業務の正常化を図るものとして活用しています。

グリーン調達

グリーン調達

環境に配慮した製品をつくることは、グロ-バルに事業展開している当社の使命と考えています。「入れず・使わず・出さず」を基本理念として、2005年11月より「グリ-ン調達ガイドライン」を策定し、省資源・省エネルギー・再利用可能な材料・商品を優先的に購入しています。
2012年4月には、「ダイフク環境ビジョン2020」に基づいた内容に改めるとともに、当社が指定する含有禁止化学物質の一覧を掲載いたしました。2018年12月には、含有禁止化学物質一覧の更新などを行い、「グリーン調達ガイドライン(第6版)」を発行しました。

グリーン調達ガイドライン PDF (529 KB)