化学物質の管理

PRTR法への対応

生産活動の中で使用する化学物質は主に塗料・有機溶剤で、PRTR法*に該当する特定化学物質の現場管理と使用量の管理を行っています。

用語解説

  • *PRTR法(Pollutant Release and Transfer Register):「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」事業者が化学物質を環境中へどれだけ排出しているか国に届け出ることにより、化学物質の自主的な管理と環境汚染の未然防止を目的とした法律。

PRTR法対象化学物質 排出・移動量

滋賀事業所

PRTR法対象化学物質 排出・移動量
  2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
排出・移動量(kg) 23,506 18,691 30,010 18,969 27,223 23,765
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2018年度PRTR法対象化学物質 取扱量

滋賀事業所

(kg)

2018年度PRTR法対象化学物質 取扱量
管理物質番号 化学物質名 取扱量 排出量 移動量
大気への排出 公共用水域への排出 土壌への排出 埋立処分 排出量合計 下水道への移動 その他の移動 移動量合計
37 ビスフェノールA 1,575.30******************************551.36551.36
53 エチルベンゼン 5,023.485,023.48***************5,023.48***************
80 キシレン 6,722.176,722.17***************6,722.17***************
296 1,2,4-トリメチルベンゼン 543.49543.49***************543.49***************
297 1,3,5-トリメチルベンゼン 170.16170.16***************170.16***************
300トルエン10,726.8110,726.81***************10,726.81***************
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(注)年間取扱量100kg未満の化学物質については、微量として割愛しました。

水質汚濁防止

国内での水使用量の約8 割を占める滋賀事業所では、3 箇所の廃水処理施設による24 時間常時監視体制を整備し、滋賀県条例、日野町との公害防止協定で定められた排水基準の遵守を徹底することで、農業用水としての水質維持を図っています。また、近隣住民を招き廃水処理施設や処理状況などの徹底した水質管理体制の見学の機会を設け、利害関係者との良好な関係づくりにも役立てています。

水質の管理

水質調査の様子

水質汚濁は、土壌、農作物、生活環境などに幅広く影響を与える重要な問題であると認識し、事業所からの排水に対しては、法規制の遵守はもちろん、細心の注意を払って管理、削減に努めています。

2018年度放流水水質実測結果

滋賀事業所(水質汚濁防止法、県条例、日野町公害防止協定)

2018年度放流水水質実測結果
測定項目 規制値 実績
最大 最小 平均
排水量(m3/日) - 498.9 59.4 367.1
PH 6.0~8.5 7.7 6.7 7.3
SS(mg/ℓ) 20以下 4.8 0.5 1.0
COD(mg/ℓ) 20以下 2.5 0.2 0.7
BOD(mg/ℓ) 20以下 2.0 1.0 1.3
全リン(mg/ℓ) 1以下 0.1 0.1 0.1
全窒素(mg/ℓ) 10以下 4.1 0.5 1.3

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(注)平均は加重平均値とする。

  • 排水処理場

    排水処理場

  • 処理前(左)と処理後(右)の排水

    処理前(左)と処理後(右)の排水

汚泥をセメント原料へ

滋賀事業所の廃水処理施設では、安定した水処理を維持する上で、発生する汚泥の処理が必要となります。施設から引き抜かれた脱水汚泥を乾燥機にて処理し、含水率20%の乾燥汚泥にしています。これにより、汚泥容量が大幅に減少し、廃棄物処理コストも削減でき、また乾燥汚泥はセメント原料として有効に活用されています。

  • 汚泥再資源化施設

    汚泥再資源化施設

  • 乾燥汚泥

    乾燥汚泥

大気汚染防止

滋賀事業所は、滋賀県の大気環境への負荷の低減に関する条例第25条第1項に基づき、「大気環境負荷低減計画 実施事業場」に指定されており、ばい煙による大気汚染物質の管理、削減に努めています。

2018年度大気汚染物質実測結果

滋賀事業所(日野町公害防止協定)

2018年度大気汚染物質
物質 施設 規制値 実績
最大 最小 平均
ばいじん(g/m3N) 発電機 0.1 0.013 0.005 0.008
硫黄酸化物(SOx)(m3N/h) 発電機 2.3 0.100 0.060 0.078
窒素酸化物(NOx)(ppm) 発電機 950 820 710 772

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グリーン調達

グリ-ン調達ガイドラインの運用

環境に配慮した製品をつくることは、グロ-バルに事業展開している当社の使命と考えています。「入れず・使わず・出さず」をモットーに、2005年11月より「グリ-ン調達ガイドライン」を策定し、省資源・省エネルギー・再利用可能な材料・商品を優先的に購入しています。

欧州の有害物質関連規制への対応

欧州の化学物質規制「REACH規則*」に焦点を当てグループ一体となって、製品に含有する有害物質の見える化と排除を推進しています。グリーン調達ガイドラインの運用を通じて、サプライチェーン全体で連携しながら、今後も一貫した環境配慮型製品の提供に努めます。

  • *REACH規則(Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals):欧州域内で製造・販売する製品に含まれる化学物質について、行政への登録や安全性評価を義務付けた規制。

食堂での地産地消

滋賀事業所内3カ所の食堂では、2014年8月より毎週地元の食材を使用したメニューの提供を開始しました。地元名産の日野菜、栄養たっぷりな濃厚たまご(永源寺産)など、バリエーション豊富に取り揃えて提供しています。この取り組みは、運送に伴うCO2の排出を少なくする『フード・マイレージ低減活動』として今後も継続します。

  • 食堂での地産地消
  • 食堂での地産地消