ダイフクと生物多様性の関連性

当社では、事業活動と生態系との関係性を明確にするため、製品プロセスや土地利用などと生態系との関係を一覧できる「ダイフクと生物多様性の関係性マップ」を作成しています。このマップにより、現在は、自然豊かな滋賀事業所での土地利用における生態系への影響に注目し、生物多様性に配慮した活動を中心に行っています。

滋賀事業所での保全活動

滋賀事業所は滋賀県下最大級の敷地面積を有する工場で、事業所内の生態系調査の結果、699種の在来種と52種の絶滅危惧種や希少種が確認されています。この豊かな自然環境を将来に引き継ぐとともに、社内外のコミュニケーションを促進するために「結いプロジェクト」を発足し、さまざまな保全の取り組みを進めています。

生態系調査結果(絶滅危惧種、希少種)

生態系調査結果(2013年4月~2014年3月)
分類 種和名 種類
鳥類 ヨシガモ、カイツブリ、コチドリ、ハイタカ、ノスリ、コシアカツバメ、ビンズイ、ウソ、ハヤブサなど 27
両生類 ヤマトサンショウウオ、ニホンアカガエル、トノサマガエル、シュレーゲルアオガエル 4
爬虫類・哺乳類 ニホンイシガメ、カヤネズミ 2
昆虫 キイロサナエ、フタスジサナエ、オグマサナエ、トラフトンボ、ハルゼミ、トゲアリ、カトリヤンマ、ヨツボシトンボ、コノシメトンボ、コガムシ 10
魚類 ギンブナ、ドンコ 2
植物 コヒロハハナヤスリ、コムラサキ、イヌタヌキモ、キキョウ、オケラ、ヒメコヌカグサ、キンラン 7
合計 52

*横にスクロールすることができます。

  • ハヤブサ

    ハヤブサ

  • カスミサンショウウオ

    ヤマトサンショウウオ

  • ニホンイシガメ

    ニホンイシガメ

  • オグマサナエ

    オグマサナエ

  • キンラン

    キンラン

  • カイツブリ

    カイツブリ

  • ハルゼミ(抜け殻)

    ハルゼミ(抜け殻)

  • ウソ

    ウソ

結いの森整備

滋賀事業所でスタートした生物多様性保全活動「結いプロジェクト*」の一環として、「結いの森」(保全池・学習広場等)を整備しました。地域特有のアカマツ林や希少種であるカスミサンショウウオなどの生物多様性保全を行うとともに社内外の学習の場として活用しています。

  • *結いプロジェクトとは、生物多様性保全を通じて、「水と緑」、「人と自然」、「人と人」を結び付ける諸活動

自然と触れ合う機会づくり

自然と触れ合う機会づくり

滋賀事業所では、生息する多くの動植物に従業員が触れ合う機会として専門家を交えた自然観察会やワークショップを実施しています。2018年度は、事業所にある自然の素材を使った苔インテリアやクリスマスリース作り、また、従業員の家族も参加できる自然観察会を実施しました。

社外での活動

滋賀グリーン活動ネットワーク「生物多様性と環境・CSR研究会」への参画

滋賀グリーン活動ネットワーク「生物多様性と環境・CSR研究会」への参画

セミナーの様子

一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)内に設立されたワーキンググループ「生物多様性と環境・CSR研究会」に2015年から発起団体として参画しています。「生物多様性の基礎知識を学ぶ場の創出」 「生物多様性分野を中心とするCSR活動の最新動向を知る場の創出」「会員同士の交流の場の創出」 を目的に活動しています。

企業連携によるトンボ保全活動「生物多様性びわ湖ネットワーク」への参画

企業連携によるトンボ保全活動「生物多様性びわ湖ネットワーク」への参画

企画展示(琵琶湖博物館)の様子

滋賀事業所の近隣企業8社*で「生物多様性びわ湖ネットワーク」を2016年に立ち上げ、トンボを象徴種に、滋賀県の生物多様性保全活動に取り組んでいます。「トンボ100大作戦」として滋賀県の①トンボ100種を探そう、②守ろう、③みんなに知らせよう、を展開。取り組みが評価され、2017年「しが生物多様性大賞(滋賀県)」を受賞、2018年「生物多様性アクション大賞(国連生物多様性の10年日本委員会)」に入賞しました。

  • *旭化成株式会社、旭化成住工株式会社、オムロン株式会社、積水樹脂株式会社、積水化学工業株式会社、ダイハツ工業株式会社、ヤンマー株式会社、株式会社ダイフク