Daifuku Report 2019
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地域・社会とのコミュニケーション ダイフクは、生産や営業などの事業活動を行うために世界各地に数多くの拠点を有しています。主目的である事業活動を全うするためには、近隣地域との良好な関係づくりが欠かせません。そのため、国や地域によって異なる文化や法規制を理解し、ボランティア活動や各種団体との連携を通じて積極的なコミュニケーションを図っています。株主・投資家とのコミュニケーション IR活動を通じて株主・投資家の皆さまとの建設的な対話を促進することは、ダイフクの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向け重要な意義があります。ダイフクは、東京証券取引所が定める「コーポレートガバナンス・コード」に則り、「ダイフク コーポレートガバナンス・ガイドライン」を2016年5月に制定しました。本ガイドラインをベースに、株主さまの権利・平等性の確保と、株主さまとの対話の両面での充実を図っています。地域・社会とのコミュニケーション 2017年4月に発表したCSRの4カ年(2017~2020年度)計画「CSRアクションプラン」では、「社会貢献活動の参加者数」の対象をグローバルに拡げ、新たなKPIとして設定しました。国内では総務部門や環境経営推進委員会の主導で推進してきた地域との連携を継続し、社会に貢献していきます。株主・投資家とのコミュニケーション 法令に基づく情報開示は開示委員会(委員長=CFO)、それ以外の情報開示や対話はIR室が中心となり、関係部門と連携して取り組んでいます。個人株主・投資家さま向けには、事業所見学会やIRフェア出展・証券会社説明会などを実施しています。広く一般の市民・消費者にダイフクへの理解を深めていただくことも目的としています。基本的な考え方推進体制現地調達・現地雇用 ダイフクは、事業地域周辺からの調達を地元経済に貢献する活動の一環と考えています。主要拠点である滋賀事業所をはじめ、他の地域でも調達活動を通じて、地元の発展に尽力しています。また、雇用についても事業地域周辺からの採用を積極的に進め、安定した雇用機会を提供しています。今後も現地調達・雇用により、地域の活性化や地元経済の発展に貢献していきます。取り組み詳細はこちらwww.daifuku.com/jp/sustainability/action/communing担当者の声 滋賀事業所では、従業員が気軽に参加できるCSR活動に取り組んでいます。2019年度は“地域盛り上げ隊プロジェクト”を発足し、近隣地域との交流や従業員に向けた地元名産品の紹介イベントなどを企画しています。このような取り組みが一人でも多くの従業員が地域のことを知るきっかけになればと考えています。今後も積極的に学校や団体と連携し、地域の活性化に貢献していきます。人事総務本部 総務部 滋賀総務グループ 係長安田 ひとみ環境・社会・ガバナンスダイフクのCSR 地域・社会との良好な関係づくり40

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