CO2排出量およびその低減対策

グループの目標(2005年度比36以上%削減)に対して36.9%削減できました。また、売上高原単位目標(2005年度比77%以下)についても、64.1%と大幅に目標を達成しました。今後も継続して事業活動における運用改善、設備改善を推進していきます。

CO2排出量(国内拠点)

CO2排出量(海外拠点)

スコープ3

当社を取り巻くすべての活動から排出される温室効果ガス(CO2)の削減に取り組むため、サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)を算出しています。
2015年度のスコープ3は、1,524,844(トン-CO2)で、スコープ3が占める割合は、98.9%となりました。
また、スコープ3の中では、「販売製品の使用」のCO2排出量が約84.9%を占めていました。
今後は、算出対象カテゴリの算定方法の精度を向上させるとともに、「販売製品の使用」のCO2排出量削減に向け、ダイフクエコプロダクツ(環境配慮製品)の開発・販売に注力いたします。

スコープ1:
事業活動で直接排出した温室効果ガス(化石燃料など)
スコープ2:
事業活動で間接排出した温室効果ガス(電力、熱利用など)
スコープ3:
事業活動のサプライチェーンで間接的に排出した温室効果ガス(購入した製品・サービス、製品使用など)
  • サプライチェーン全体CO2排出量(千トン-CO2)

  • スコープ3 CO2排出量(千トン-CO2)
     

(注)四捨五入の関係で内訳の和が合計と一致しない場合があります。

省エネルギーの取り組み

私たちのCO2削減活動は、業務の改善から日常生活、通勤・移動に至るまで多岐にわたります。CO2排出の大きな要因である電気と熱エネルギー使用状況については、毎月のデータを監視し対策を施しています。

「日に新た館」に太陽光発電システムを設置

屋上に設置したソーラーモジュール

屋上に設置したソーラーモジュール

滋賀事業所内にあるマテハン・ロジスティクス総合展示場「日に新た館」では、2010年3月から太陽光発電システムを導入しています。2015年度は、約23万kWhを発電し、118トンのCO2削減に貢献しました。

クールビズ、ウォームビズの実施

全国の事業所において、昼休みや定時後の消灯を徹底。加えて夏季および冬季の空調の室温設定をそれぞれ28C°、20C°とすることにより、環境への配慮だけでなく快適な労働環境の実現を図りました。また、夏季はノー上着、ノーネクタイ、冬季は室内着の着用を奨励しています。

生産設備の"エネルギー見える化"システムの導入

数値をグラフ化して表示する

数値をグラフ化して表示する

滋賀事業所の工作工場などには、電力とガスのエネルギー使用量が常時監視できるシステムを導入しています。パソコン上に数値がグラフ化して表され、生産ラインでのエネルギー使用状況がひと目で把握できます。これを常時チェックすることで、省エネを目的とした運用改善や設備改善の必要性を導き出します。

輸送に関わる環境負荷の状況

2015年度の製品物流に伴うCO2排出量の売上高原単位は、グループの目標2005年度比売上高原単位83%以下に対して57.2%となり大幅に目標を達成しました。引き続き荷姿や輸送方法の改善、個別輸送から巡回集配輸送への変更、モーダルシフトの採用など、効率的な輸送による環境負荷低減に取り組みます。

輸送にかかわるCO2排出量

共同輸送の活用

ミルクラン方式*で地域内の取引先を巡回集荷する

ミルクラン方式*で地域内の取引先を巡回集荷する

部品材料のお取引先とパートナーシップを構築し、コストダウンと的確な納期管理を目的とした集配業務のサービスに取り組んでいます。各社がそれぞれで輸送していた荷物を、集荷情報の集中管理と物量コントロールにより地域単位ごとにトラック1台で巡回し、物流拠点の集約化と合理化を図ります。各社の物流コスト削減はもちろん、サプライチェーン全体でのCO2排出量を削減することにより、地球温暖化の防止に貢献しています。

モーダルシフト*の活用

製品の輸送手段は、トラック輸送が中心となりますが、環境負荷の少ない鉄道輸送および海上輸送へ輸送方法を転換するモーダルシフトに取り組んでいます。納期調整とコスト管理により物流品質を確保し、可能な限り輸送面でのCO2削減に努めています。2015年度はモーダルシフトによりCO2を293トン削減しました。

用語解説

  • *ミルクラン方式
    取引先から個別輸送で納品されていた物品を、巡回して集荷すること。積載効率を高めることができ、燃料資源の節減と二酸化炭素の排出量削減にも貢献できます。
  • *モーダルシフト
    自動車や航空機による輸送を、鉄道や船舶による輸送に転換し、CO2の排出削減を図ること。

トピック

カーボン・オフセット*

マテハン・ロジスティクス総合展示場「日に新た館」の運営に関わる電力使用量、液化石油ガス(LPG)使用量および、同館送迎バスの軽油(バイオディーゼル燃料)使用量から算出した年間CO2排出量(381トン-CO2:2015年度)の100%カーボン・オフセットを実施しました。

  • *カーボン・オフセットとは
    自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、クレジットを購入すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせること。